2006-05-18

Webサイトの媒体価値。

受託型Webサイト制作が押さえるべきポイント- sarusaruworld

しかしながら、Webサイトには足がない。

新聞なら出稿すれば、朝ポストまで届けてもらえるし、
テレビならお茶の間wまで届けてくれる。
つまり、広告対象にリーチするまでの”ルート”が確保されている。
また配布数/視聴率という媒体資料があり、費用対効果の算出も予想ができる。

足がないWebサイトは、、費用対効果の算出が非常に難しい。
活用の仕方ひとつで、天にもなれば地にもなる、というものだ。


広告としてかどうかは別にして、例えば「イベント」だったらどうだろう?
イベントにも足がない。「出張イベント」には足があるけれども。

イベントの「告知」は新聞でやったり電波を使ったりするわけだ。

まぁそれはそれとして、他の媒体は使えなくて「ウェブ」オンリーである場合の媒体価値の持たせ方に話を絞ろう。

媒体価値が0であれば、Webサイトそのもののクオリティなんか関係ない。 0点だw。

昔広告会社にいた頃に社内報に書いた一言を思い出した。

「ウェブは情報発信なんかじゃない。アップされたウェブはアクセスされるのをひたすら待っているのだ。」

しくみ的には確かにそうなのだが、やっぱり情報発信なのだと思う。

さて「Webサイトそのもののクオリティなんか関係ない。」のだろうか。それは「クオリティ」をどこに定義するかにもよるのだと思う。

「ユーザーにとって価値のある情報を考えるとこと」、「ユーザーへの付加価値をつけて提供すること」このうちの後者のクオリティだけだと確かにそうである。でも、前者もウェブ屋の立派な仕事なのである。

「クライアントが何も持っていない」のであれば、ウェブでできることなんて何もない。クライアントが持っているもの(価値)のどこに焦点をあてて、それをどのように(マーケティング)発信すれば有効なのかが充分に考えられたウェブサイトであれば、「足はなくとも人は必ずやってくる」。ウェブ屋は体験的にそれを知っている。

また、実世界での知名度をあげ、話題提供をすればウェブの媒体価値は自然にあがる。知名度が高く、話題性のあるコンテンツをユーザーは欲しがるだろうし、そのような情報をわかりやすく見つけられるのが検索エンジンの役割だからである。だから、実世界での知名度をあげ、話題提供をできれば、ウェブはその受け皿としての役割を発揮することができる。

つまりは、実世界での価値もなく、何も持たざるクライアントが「ウェブだったら何でもできる」ということ自体がウェブ屋の思い上がりなのだ。

僕が手がけたウェブサイトで、かなりのトラフィックを集めるサイトがあるが、それは決してクオリティが高いからではない。ましてや、僕の力ではない。クライアント自身が有名で価値あるコンテンツを持っているから。僕はそれにいくつかの付加価値をつけてリリースしただけである。

クライアントの隠れた価値・コンテンツを発掘することからはじめた仕事においては、僕の役割がもっと評価されても良いと思うが、そうではないことも多い。つまり、頑張ったのはクライアントなのだ。

さて、ウェブ屋にできることもまだまだある。

例えば、現在のウェブは個人個人が情報発信し、口コミによって情報が広がる世界でもある。
いかに口コミにのせるのか、口コミにのりやすい情報を提供するかが一つの価値であるし、そこが媒体価値の一つなんだと思う。

SEOの話ともつながるのだけれど、SEOの本質は「煽り」みたいな考え方があって、例えばソフトウェア技術を売りにしている会社だったら、技術の一部をオープンソースにして公開してコミュニティに投げましょう、とか機能限定のフリーソフトを作って配布しましょう(これによってフリーソフトのダウンロードサイトからの被リンクがもらえる)とかいうアプローチをとることができる。

これは、クライアントが持っている「価値」をうまくアウトプットすることでネット上の口コミを誘発できるという意味で付加価値であり、そういった発想を提案できるウェブ屋はユーザーを運んで来られるウェブ屋なんだと思う。

ただし、それが誰の仕事なのかは微妙。クライアントの仕事な気もするし、広告代理店の仕事なような気もするし。ただ、そういったことを提案するウェブ屋は頼られるというのは事実である。

経験から。


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2006-05-17

SEO vs 煽り。

2.0時代のSEOは「釣り」と「煽り」 | 住 太陽のブログ

以前のエントリ「SEOツールを一挙7点公開」でお知らせしたツール群の公開とプレスリリースの配信について、その反響を踏まえて、僕の狙いや現在のSEOへの考え方などを示してみたいと思います。ここで僕が示したいのは、SEOというのは現在では「被リンクを得る」ためのテクニックとなっており、簡単にいえば「釣り」や「煽り」のように、話題(ネタ)を提供し、ネット上でのコミュニケーションを誘発して被リンクを獲得するものだ、ということです。そして、SEOの本質的スキルというのは、「話題や話題になるアイデアを提供し、煽るスキル」のようなものなのではないか、という考察です。

住さんのエントリーをめっちゃわかりやすい例で示してみる。

※といいつつちょっと例えがわかりにくかったと思ったので修正(5月17日18時)。

ここでは例を「中古車ディーラー」と例える。

  • プランA:SEO会社に20万円/月 で「検索エンジン最適化」を発注・契約。
  • プランB:SEO会社には発注しない。煽りに120万円。

さて、20万円 × 半年=120万円。
そのお金を「煽り」に振り向けてみる。しかも、質の良い煽りに。

質の良い煽りとは、ネットの住民が煽りに反応して且つ反応がサイトのテーマと一致していることを指す。

具体的には...(すごく単純な例で)

『あなたのBlogにリンクを貼ってトラックバック!
抽選で120万円相当の程度良し人気の中古車をプレゼント!』

もちろんBlogで、できるだけセンセーショナルなコピーをつけて。懸賞サイトとかにも情報を投げ込む。

120万円相当の中古車は中古車ディーラーにすれば原価120万円を当然切るだろう(あたりまえ)。

さらに120万円を切った差額をインセンティブとして、アフェリエイトに出稿。

みたいなキャンペーンを打ったとして、しかもそいつがネットで盛り上がったとしたら...

仮に、これで多大なリンクが貼られたとして、リンクテキストが

『○○中古車の「程度良し人気の中古車をプレゼント!」に応募』

とかだったら...

キーワード『中古車』に対するリンクポピュラリティはあがるでしょう。あがりますよね。SEO屋さんならわかるでしょう?

つまり、従来のSEOと「煽り」のどっちが勝つか、みたいなことにならないか?同じコストをかけて、どっちが強いのだろう?

※(追記) ブラザーとかがやってましたっけ?

Webマーケッターとしては、「そのお金、どこにかけたら最大の効果に繋がるの?」を考えて提案する必要があると思うのだ。

『検索順を上げたい?じゃぁ、僕らに払う報償と「煽り」のコストの効果を比較して、効果のある方にお金使いませんか?』

ってなことを平気な顔で言えるのがWeb受託1.1(←もうえーわ!)

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2006-05-16

Web受託1.1。

F's Garage typeC:Web受託ビジネスの問題と改善
http://rblog-media.japan.cnet.com/0032/2006/05/web_66ad.html

「ビジネスでWebを作る」立場ってのは2つあって、Webを受託して作るお手伝いをする立場と、自社のビジネスとしてWebを作るという立場の二つがある。

受託側はお金をいただいて、高い品質のWebサイトデータを成果物として納品する。
サービスする側は自社の利益を最大化するようにWebを作る。

この「作る」という言葉の範囲が、受託する側とサービスする側に微妙な差異があるように思える。

ここからはじまって最終的にはWeb受託0.5とWeb受託1.0の対比表になっている。

うなずく部分もあるし、一部そうじゃないと思うところもある。まぁこれは各会社(個人の場合もあるだろうが)のおかれている状況(顧客、あるいは内部環境要因)にもよるので一概には言えないのだと思うから挙げ足をとるつもりはない。考えるきっかけとして、良いエントリーをあげてくれたと思う。

さて、「Web受託1.0」とかかれた日には反応しなければなるまい(しなくてもいい? まぁそういわずに)。

視点をどこにおくか。もちろん「Web受託1.1」である。
2.0とか大きなことは言わない。1.0の安定化バージョン。実際はβがとれた最初のバージョンであることが多い?

まず、以下のあたりから。

更新は儲からないから、あまりやりたくない」と思ってる人はかなり多いのではないだろうか。

確かに、新規立ち上げはどこだって何とか予算をとってくれるからそれと比較すると単価的にもきつい、とか思わないわけじゃないが、新規案件にかけるエネルギー(とりわけ営業やコンペにかかるエネルギー)が更新やリピートにはない。ただ、そこに着眼点を持っているだけでは1.1とはいえない。

「更新にコストをかけたくない、更新は低コストで高い頻度で」

これがクライアントのニーズだとしたら、まずはそれに応えることを起点にする。そして、それでも充分に利益を出せるのがWeb受託1.1である。それはサイト設計やシステム(CMS等)の導入といったあたりで実現していく。何も目新しい考えではない。

但し、例えばCMSはクライアントが更新するためのものではなく、自分達が楽をするためのものだと考える。

つまり「更新・改善はこちらで引き続きサポートします。ページの更新? たいしたお金はかかりません。そのためのCMSですから」。

さて、ここでWeb受託1.1では、Dreamweaverを使って「ガシガシ」ページを作り、更新して追加して納める、というビジネスをしない。

重視していくポイントを変える。ポイントは「ライティング」「プロモーション」「マーケティング」あたりか。つまり、「コーディング、デザイン、動作チェック」あたりはCMSに任せて、「人間は人間にしかできないことに注力してクライアントと向き合うのだ。

だから、Web受託1.1では、

  • 高度なクリエイティブ、ビジュアルの効果を最大限発揮できるエース
  • XHTML+CSSでValidなコーディングが出来るエース
  • CMS等を含めたサイト全体の設計ができるエース

に加え、

  • Webライティングに長けたエース
  • Web上での話題づくり・出来事づくりに長けたエース
  • 課題発見、改善提案に長けたエース

そして、それらのチームをとりまとめて最大のパフォーマンスを発揮できる監督(ディレクター)で構成される。

# もうひとり加わるならば、機械にできることをできる限り機械にやらせることのできるギーク、ということになろうか。

そして、更新作業にかかっていたコストはCMSによって縮減され、クリエイティブな部分(プロモーションアイデア、ライティング、新企画など)には当然それだけのコストを要求できる(そこに価値を感じていただける顧客と付き合える)。

大切なのは、Web受託1.1はすべてが「エース」なのだ。同じ領域のエースは2人いらない(もちろん組織が大規模で複数のチームがある場合は別)。最もできる人間がその部分部分に集中してかかり、後のスタッフは他のスタッフのAPI? を使って仕事をまわしていく、という形である。

細かく書いていくと徹夜になってしまうので、以下、表の部分にだけ引用して「Web受託1.1」について書く。

もちろん理想論なのだが、理想がなくて会社ができますか。

個々の件については、また追って書く(かもしれない)。

※一部表の中の全角半角の統一等微修正しています。

■Web受託0.5 ■Web受託1.0 ■Web受託1.1
1.自社サイトの制作作業はプライオリティが高くない。十分にメンテする工数が確保できない。 1.自社サイトは重要な商品カタログ。自社の商材として業務上のプライオリティが高い。 1.自社サイトはカタログに加え、Webが稼ぎにつながることを実証する場。
2.ディレクターの悩みは顧客担当者が上司にひっくりかえされること。 2.ディレクターはコミュニケーションのプロ。顧客担当者が社内稟議を通りやすくするよう支援する役割。 2.ディレクターは人生の達人。仕事の阻害要因をすべて取り除き、クライアントと自社の利益を最大にする。
3.「リリースして手離れ良く」がビジネスゴール 3.リリース後にWebサイトをどう育てるか? という継続的発展を重視。中長期スパンで顧客との継続性を考え、儲けられるよう努力する。 3.「リリースして(作業は)手離れ良く」。常に最良の提案を仕掛け、最大の効果を得られるよう努力する。利益は勝手についてくる。
4.新規案件で食いつないでいく 4.既存案件の継続改善を重視。また既存案件を明日の新規案件にどう活かすか連続的に考える。 4.設計・実装・クリエイティブのエースは新規案件で。継続改善は継続改善のエースが担当する。
また、当然ながら「車輪の再発明」をしない。やればやるほど効率化される。
5.顧客のWebがリリース後どうなってるか知らない。 5.顧客のWebが日々どうなっているか知って、改善努力を怠らない。 5.顧客のWebが明日、明後日、来年どうなっているかを知っている。
6.営業はWebがわかってなくても売ってこれればOK。 6.営業は顧客と自社との重要なインターフェース。信頼関係の構築および顧客の現状を社内に伝達するための重要な役割。 6.営業はいない。ディレクターが全ての役割を担う。
7.即戦力重視、人材を育てる余裕などないので基本は担当者丸投げ。 7.人材の育成を前提としたマネジメント。 7.即戦力であるか社内で育てるかは関係ない。社内において常に競争原理が働いている。

さて、最後に一番言いたかったことを書く。Webディレクターにとって一番大切なもの。それは、あなたのファンをつくることです。

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2006-05-06

Web屋1.0が既に仕事を失っているのが事実である件。


ここらへん↓の続き。

ネット時代の履歴書作成法。
http://junnama.tea-nifty.com/online/2006/05/post_4898.html

かくして、ウェブ屋1.0は職を失う。
http://junnama.tea-nifty.com/online/2006/05/post_4898.html

例えば、Find Jpb!の「求職者検索」で、職種や地域を限定せずに、キーワード「アクセシビリティ」で検索すると271名がヒットする。正確にチェックしてなかったのだが、2年前に検索した時は、ヒットする数は50名以下だった。これは事実です。

当社に来たいかどうかはともかくとして、一つの専門性が問われている分野である「アクセシビリティ」の価値は、1/5以下に下がっているのだ。もちろん全体のパイが増えているという事実はあるだろうけどね。

「xhtml CSS」で検索すると120件。2年前はせいぜい30件であったが。

さて、どう捉えますか?

事実、こういった問題は零細企業の中でも既にあらわれている。XHTML+CSSでValidなコーディングができる、という人を半年前に雇用したが、今や彼よりも若くて給料が半分近いスタッフが、Validなコーディングで且つクロスブラウザ対応で、ってなことをやってのけているのだ(繰り返しになるが、半分近い給料で、なのだ)。

Web屋1.0はちゃんと認識しなくては。

サラ金屋だって「事前にしっかり計画しましょ」とか言っているではないか。


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2006-04-22

かくして、ウェブ屋1.0は職を失う。

「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」読了:できる!CSSを使いこなす

破壊される「既存のビジネス」とは、具体的にはどこの会社なのか、あるいは誰なのか。いろいろあるんだろうが、私的に一番身近な会社が「私の会社」であり、一番身近な人というのはそこで働くWebデザイナー、イラストレーター、コピーライター、DTPデザイナーだろう。

グーグル−Google 既存のビジネスを破壊する(著:佐々木 俊尚)

以前のエントリ(職人2.0。)にも書いたが、「ネットのあちら側」で起こっている変革(「革命」とはあえて呼ばない)によって、既に声価を得、仕事を得たこちら側のワーカーは今後益々脅威にさらされるのである。

ウェブ屋とて例外ではない。「ウェブ」とか「IT」とかいっていても殆どのウェブ屋の実態は「こちら側」に属している。クライアントがいて、コンペや何かを経て受注して、作る。作ったデータはネット上に置かれるわけであるが、ビジネスモデル(お金の流れにしてもそうである)は極めて1.0の世界である。

ここでは、ウェブ屋1.0が何故職を失っていくかについて書く(勝手な考えである)。

ウェブサイトは既に存在する

ネットバブルが弾けたあたりの話しや、ライブドアが BtoB が一巡してしまってからBtoCへ転換しようとして...云々の話は聞いたことがあるだろう。主だった企業は既にウェブサイトを持っていて、新規につくる必要がなくなってきている。リニューアル需要というのは確かにあるが、新規立ち上げの需要は明らかに減っている。 新興企業などで新規案件の需要は増えていく部分もあるが、ウェブ/IT系の新興企業であればまずは内製だろうし、そうでなくても既存の企業のように既存のウェブ1.0屋との付き合いも先入観もないから、ウェブ屋1.0は後述するウェブ屋2.0(経験豊富なウェブ屋1.0の8割や9割の仕事ができて、コストが半分のウェブ屋)との競争に勝てない。

BlogとCMSで更新ニーズがなくなる

ここでいうウェブサイトとは、クライアント企業がウェブ屋に発注してつくるサイトを指す(従来型ウェブサイトとでも呼ぼう)。 従来型ウェブサイトの競合はBlogでありCMSである。ページの更新に高い費用をかける必要はなくなったから、まずその分の需要がなくなる。

自動改札によって切符を切る改札の人員が要らなくなったようなものだ。

※さて、これで「新規制作」「リニューアル」「更新追加」のうちの2つが既になくなってしまった。

学習コストと参入コストが低下する

「学習の高速道路と大渋滞」(ウェブ進化論)の世界はウェブ屋にも容赦なく襲いかかる。今やウェブ上にはたくさんのリソースがあり、学習する環境は実質ゼロで手に入る。以前はそれでも日本語の壁があったが(ドキュメントは常に英語先行だった)、今は日本語でかかれた様々な情報がタダで手に入る。その昔、時間をかけて英語を翻訳したり高価な本を買って学習したことと同じことが、今の若い人はコストゼロで学べるのだ(ネットにしても、従来は細い回線で時間をかけて閲覧していた情報が、今は高速回線、スピードのストレスもない)。 また、ハードウェアは安くなり、オープンソースによりソフトのコストも下がった。はじめることにコストがかからなくなったのだ。 さらに、「公開されたAPI」によって、開発コストも下がっていく。これまでにさんざんコストをかけてきたウェブ屋1.0に、チープに参入してきたウェブ屋2.0が勝負を挑んでくるわけである。それだけではない。ウェブ屋1.0は人件費も上がってしまっているのだ。 今や、経験豊富なウェブ屋1.0の8割や9割の仕事ができて、コストが半分のウェブ屋2.0がどんどん流入してくる。

※さぁ、仕事が減っていくところに、ローコストの競合が参入して来てしまった。

SEOがなくなる

これはウェブ屋1.0というよりウェブ屋1.1なのかもしれないが、SEOという概念がなくなるだろう。 検索エンジンは、「情報の価値」にのみ基づいて検索結果の順位を反映させることがゴールであり、人為的なテクニックは排除されていく。「アクセシビリティを向上させて検索フレンドリーなページをつくる」みたいなことは、今やウェブ屋1.0なら誰でも知っているだろうし、これからは「情報に価値を与えることができる」人にSEO屋の仕事が流れていくだろう。また、BlogがSEOによい、みたいにCMSがSEO(アクセシビリティ)を意識したつくりになっていれば、それ以上何もすることがない(というよりも、情報の価値を高め参照する(リンクする)価値が高い情報を発信することにコストをかけるべきなのだ)。 また、順位に一喜一憂するくらいなら、OvertureとかAdWords に出稿してしまえば良い。OvertureやAdWordsは「町のお店の店主」が自分で使えるから、ここでもウェブ屋には仕事が来ない。

※これまでの付加価値も、もはや付加価値ではなくなって行くのだ。

とまぁ色々と書いたが、ウェブ屋1.0がどうにかやっていけるのは、ウェブのパイがまだ広がっている傾向にあるからだろう。「紙」を「電子」に置き換えたり、ウェブサイトにもっとお金をかけよう、という企業は確かに存在する。
もう一つは、ウェブ屋2.0と闘うために、コストをおさえているからだろう(もちろん、そうではないところもあるだろうが)。低賃金・長時間ワークで何とかカバーしているのである。

長く続くとは思えない。さて、ウェブ屋1.0はどうするのだ?

※もちろん、自分のところは大丈夫だ、という方はそれはそれで構わない。
 考えておいて損はないテーマだと思うけれども。

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2006-04-09

Webディレクターは経営の目線を。

人をアサインしたり、スケジュールをひくだけがWebディレクターの仕事じゃない、とか書くと「何を当たり前のことを…」と怒られそうだけど、まさに様々なスキルが求められる仕事なのだ。

だからこそ進化、成長のパイが見込める。誰にでもできる仕事だったら、給料だってあがらない。誰にでも出来る仕事だったら、原価は安いほうが良いのだから。

僕の考える、成功するWebディレクターに必要な3つのポイント。

まず、プロセスを設計するスキルとセンス。 次に、最大の効果を出す人、仕事の割り振り。 もう一つは、リスケ力。

主にプロジェクトマネジメントに関わる部分だが、技術的な裏付けも各要素技術に対する知識も、すべて「最小のコストで最大の効果を得る」ためにあるのだから、Webディレクターには経営の目線が求められるのである。

それぞれについてはまたいずれ書く予定。

とにかく、優秀なWebディレクターは、独立しても成功します。僕が保証する。

それを実証するために…

# ウチに来ません?

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2006-04-01

Googleに買収されました。

4/1付けでGoogleに買収されました。

当社の関西弁解析エンジンにより、関西弁で書かれたコンテンツに対するAdSense広告の最適化が図られます。

リリースはこちら。
















ごめんなさいもうしません。
Usenの方が良かったかな?それともライブドア?


3月末っていつもほんまに忙しいので、4/1はいつもネタを見る側だったのですが、1回やってみたかったので...

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2006-03-27

会社組織をサッカーチームに例えてみる。

例えばディフェンスにおける前提。

【サッカーチーム】
 8番のマークは誰、10番のマークは誰、という感じで役割を決める。基本はマンツーマンで。

【会社組織】
 このプロジェクトは誰、このプロジェクトは誰、と担当を決める。

で、ケーススタディ。

【サッカーチームにおけるケース1】
 ディフェンスAは他方に気を取られている隙に8番に抜かれそうである。
 ディフェンスBは声を出す。Aが抜かれたら8番のマークに入る。Aは10番のマークに入る。

【会社におけるケース1】
 スタッフAの担当プロジェクトが効率悪く納期がヤバい。
 スタッフBは助言する。ケースによってはAのフォローに入る。

【サッカーチームにおけるケース2】
 ディフェンスAは他方に気を取られている隙に8番に抜かれそうである。
 Bは10番をとにかくマークしている。Aは8番に抜かれ、失点。
 結果、Bは10番のマーク云々よりも、攻め上がっていかなければならなくなる。

【会社におけるケース2】
 スタッフAの担当プロジェクトが破綻して、次の案件を失注した。
 スタッフBは新たな案件を担当せざるを得なくなった。


ケース1の方が良い組織であることは明らかだ。朝のミーティング (各スタッフの情報共有のための短いミーティング) はそのためにある。協同作業が苦手で仕事を抱え込む人ってのは、とにかくボールを追いかけてボールの周りにみんなが群がる小学校低学年のサッカーに似ている。

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2006-03-26

ユーザーテスト参加者募集。

大阪市在住の方限定で、できれば西区在住の方を募集しています。

サイトを見て、こちらで指定したタスク(このWebサイトで○○が書いてあるページを探してみてください、など)を実行してもらう簡単なものです。

ご自宅で行っていただく方と(調査票をお送りしますので、記入後返送)、オフィスに来ていただいて行っていただく方の両方を募集してます。所要時間は1時間程度。

謝礼は、

  • ご自宅の方(図書カード2,000円分)
  • オフィスに来ていただける方(現金5,000円と交通費)

それぞれ20名、10名(必ずしも先着ではなく、年齢、性別とかが固まらないようにこちらで選定させていただきます)。

申込はWebサイトからお願いいたします。

https://www.alfasado.co.jp/form.html



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2006-02-12

Google AdSense、最適化されないコンテンツ。

先月後半から Google AdSense、今月から Amazon アソシエイト をはじめてみた。
過度な期待というか、これで食える程のトラフィックを稼げているとは全然思っていないのだが、実際どんなもんなんだろう、ってのを把握してみたいと思ったからだ。

これから、Webサービスをか色んなことをやってみたいと思っているので、そのための下準備というところだ。

Amazonはともかく、Google AdSense の場合は、広告は自動的にセレクトされて表示されるのだが、今一つキーワードがBlogの記事にマッチしていないように感じている。

理由はなんとなくわかっている。「最適化」されていないからだ。

だいたいが「Junnama Online」というタイトルからしてそうだ。本気でやるんだったら、タイトル、記事の内容も含めて、テーマを1つに絞り、エントリーも一貫したテーマ、タイトルにするべきだ。つまりはSEOと同じ考え方で、コンテンツとキーワードの関連性を広告配信に活かしている Google AdSense であればなおのこと、テーマが一貫していないことが「どの広告を配信すればよいのだ?」と機械を迷わせてしまっているのだ。

雜文・駄文の集まりのようなBlogであり、スタイルを変えるつもりはないけれど、広告の内容がBlogやサイトの内容とマッチすることでどんな変化があるのかももうちょっと把握してみたい。

と、いうことで、いつもは「ネタ」の面白さ? 優先のタイトルであり内容だったのだが、タイトルに Google AdSense も入れてみたし、記事の中にも Google AdSense の単語? を含めている。

不自然で意図的な内容になると、SPAM 扱いされるから、あくまでもエントリーの主題に沿った自然な文章として、ね。

「記事を読んでる人に邪魔にならないように」ということもあるけど、今回は思いっきり Amazon の方を目立たせてみます...

→Google AdSense
    https://www.google.com/adsense/

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